H31.3.15に第6回アザリコを開催いたしました!
テーマは「身体機能の評価〜SPPBを中心に〜」です。
「SPPB中心に」って書いてありますが、評価項目はSPPBしかやってません(笑)
まずは、オーソドックスに学校教育における評価について考えていきます。
情報収集して、理学的所見をとって、問題点の抽出、統合と解釈、プログラム立案、そしてプログラム実施と再評価・・・この辺のループしていくことを「評価」として習い、実習でもこのように評価を行ってきました。
しかし、臨床に出てからこのようにボトムアップで評価しておりません・・・。
なんでだろう??
ぶっちゃけ、そんな時間ないんですよね^^;
でもでも、ボトムアップにも良いところはあるんですよ。
正直、トップダウン評価は難易度が高いです。
ボトムアップは時間こそかかりますが、一通り評価するのでそんなにハズレルことがないんですよね。だからこそ学生にボトムアップで教えていると思うんですけどね。
まぁ、実際にはボトムアップとトップダウンを組み合わせて評価していくんですけど・・・その辺は置いておきます(笑)
んで。
前回のアザリコで話題に上がった「他職種や一般の人に伝えていかないといけない」っていう話。
さらに、伝えていくために客観的な評価結果や見える評価が必要だっていう話。
(詳細は下のリンクをどうぞ!)
そこを考えていくといわゆる「評価バッテリー」って凄く有用なんですよね。
そもそもPTってちょいとミクロに進みすぎたんじゃないかと思っています。
・仙骨のニューテーションがどーのこーの。
・筋膜の滑走不全がどーのこーの。
・立方骨の挙上がどーのこーの。
・L2L3の右の椎間関節がどーのこーの。
細かすぎません??
もちろん、それが重要であることは百も承知です。
徒手療法の素晴らしさも存じ上げております。
しかし、それを看護師さんやDr.や患者さんに伝えられるでしょうか??
患者さんは「あ、そういうもんなのか」って思ってくれることも多いと思いますが^^;
そして、これらは総じて難易度が高いんです。
全リハスタッフが出来るわけじゃないんですよね。
もちろん、それが出来るようになると素晴らしいと思います。
ミクロの話がいらないなんてこれっぽっちも思ってません。
しかし、マクロな視点も大事じゃないでしょうか??ってのが今回お伝えしたいことなんです。
そこでSPPBです。
SPPBは3つのテストから構成されているため、非常に勘弁なんですね。
この「簡便さ」ってすごい大事なんです。
私は訪問でのリハを行なっているので、物品を使用するものは持ち運びが大変です。
実際に利用者さんの自宅にて実施するのでスペースの問題もあります。
そうすると「在宅で計測する」ってなると「簡便さ」ってめちゃくちゃ大事。
そして、病院でももちろん簡便であるに越したことはないですよね。
さらに、SPPB色んな論文の出ていたりして信頼性も高いんです。
もちろん私も実際に使用しておりますが、使いやすいです!!!
こちらは実際のデモ風景です。
細かいSPPBの評価方法についてはググってください(笑)
で、こんなにSPPBを推していた割に最後はSPPBだけじゃわかんないよね?他にも評価って必要だよね?って言ってそれについて皆でディスカッションして終わりになりました(笑)
今回も非常に有意義な会になりましたー!!
かの有名な「アザリコポーズ」で集合写真!!(指の形が“ア”なんだよ!)
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